2025年01月21日

2025年1 月定例会

2025年1月の定例会は、沖縄県立博物館・美術館の主任専門員 山本正昭氏を迎え、「宮古諸島に見られる石積み遺構の構築技術についての一考察」と題して、宮古島市総合博物館研修室にて行われました。

首里城をはじめとする沖縄島に位置する大型の切り石で築造された“グスク”と、宮古諸島で呼称されている“城跡”の遺跡には大きな違いがある。宮古諸島で“城跡”と称されている遺跡は、自然石もしくは粗割された石灰岩を野面に積んだ造りが主であることなと、構造の違いからも築造の時代差や地理的な要因からの役割の違いなど、“グスク”とは一線を画す遺跡だと解説されました。
2025年1 月定例会
2025年1 月定例会

【2月定例会予告】

テーマ
「ウキナーヤーについて(報告)」
発表者
下地 和宏(郷土史研究会 会長)

城辺地区長間の北部、長北集落に大正時代に、「ウキナーヤー」と呼ばれた沖縄島出身の農民が30軒ばかり移住して来て、サトウキビ生産にあたっていたという聞き取り調査から始まる、長北の集落史に大きなセンテンスを記す、知られざる郷土史を紹介します。どんな逸話が紹介されるのか、とても興味深い調査中間報告となりそうです。

期日 2025年2月15日(土)
時間 14時~16時
場所 宮古島市総合博物館 研修室

◎会員でなくともご参加いただけます。ふるってご参加ください! 【入場無料】
宮古郷土史研究会の月例定例会は、基本毎月第3土曜日の14時~、博物館にて開催です!



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Posted by 宮古郷土史研究会 at 10:49│Comments(0)月間定例会
 
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